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【世代で見る生理症状】生理は年齢とともに変化する

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10歳から15歳の間で初経を迎えてから、40代、50代で閉経するまで女性は毎月生理症状と共に過ごします。
生理によって様々な問題を抱えながら、多くの女性は市販の痛み止めやホッカイロなどで症状をごまかしてしまう傾向があるようです。
程度によってはそれでも十分かもしれません。

しかし、我慢できるからとやり過ごした結果、婦人科系の健全な機能を損なってしまうケースも多々あります。
近年では若年性の子宮内膜症なども増加しており、放置すれば不妊につながる可能性が高くなるからです。
この程度なら大丈夫、と思わずに、痛みや不快感があれば迷わず検査を受けるようにして下さい。

・身体が完成へ向かう初経直後の10代
10代前半の「ゆらぎ」から10代終盤の「安定」へ変化します。

・完成へ向かって充実していく20代~30代
20代から30代はもっとも充実した「成熟期」

・女性としての最盛期となる30代中盤以降
35歳以降は機能が低下して経血量が減るなどの変化が現れる時期です。

・機能が衰えていく40代
経血量の減少などの変化が如実に現れ、機能がみるみる低下していく「更年期」

・一般的に閉経を迎える年代である50代
エストロゲン分泌量がゼロになり、閉経を迎える「老年期」の始まりです。

年齢が進めば体質も変わり、体質が変われば生理にまつわる症状も当然変化します。
いつ、どのような変化が起こりがちなのか、そして、いったい何が深刻な異常のサインなのかを知っておくといいでしょう。

不妊やガンなど、将来起こりうる問題の可能性を把握しておけば、サインが現れたその時にどうすればいいかを考える材料になるはずです。

年代別生理症状

■10代
思春期から成熟期へ向かう年代で、特に初経から間もない前半から中盤にかけては周期が安定しないことも多いようです。

また、初経から数年間は生理痛が起こりにくく、2年から3年が経過してから痛みが出るようになるのが一般的です。

■20代
10代の終わりから20代にかけて、女性としての機能が完成します。
場合によっては身体の完成に伴って生理痛が軽くなるケースもありますが、過激なダイエットなどの影響で早期閉経不妊症といった問題を抱えがちです。

女性としては全盛期にあたる時期でありながら、冷え症、自律神経失調症、低体温症に悩む方も少なくありません。
激しい痛み、イライラ、吐き気、頭痛、ひどいむくみなどが月経異常のサインです。

■30代
成熟期として活力あふれる年代ですが、35歳以降に女性機能が低下していきます。
20代の女性同様、早期閉経、不妊症、月経随伴症状に悩まされる方が増加傾向にあるようです。

 ちょっとした不快感、腹部の鈍痛程度でも、調べれば子宮内膜症だったというケースもあるのだとか。
女性ホルモン分泌量の変化を把握しておくといいでしょう。

■40代
エストロゲン分泌量が減少し、更年期症状が現れる世代です。
ただし、この年代ではまだ閉経する割合は多くありません。
更年期症状が治まっていき、50代で閉経を迎えるという過程を踏みます。

しかし変化がこれまでの年代よりも急激なため、一時的な閉経状態になることもあるのだとか。
心身の巡りを改善するように心がけるようにして下さい。

■50代
エストロゲン分泌量がゼロになり、閉経を迎えます。
人として生きていく中で、本来ならばこのような流れで女性の身体は変化していくのです。
通常の閉経までの過程ですら、女性は更年期という苦しみを乗り越えなければなりません。
しかし、それまでに月経障害病気早期閉経などの問題が起きたとしたら、さらに辛い思いをすることになるでしょう。

少しでも明るく不安のない毎日を送るために、いつ、何が起こるのかを知っておいて下さい。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中