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生理期間が長すぎ・短すぎる時に考えるべきこととは?

こんにちは、ライターの佐原です。
みなさんは「標準的な生理期間」を知っていますか?
一般的には「5〜7日」と言われていますが、当然個人差もありますし、時には4日で終わるけれど時には10日近く続く、というような場合もあるでしょう。

しかし、生理期間が常に長すぎる・短すぎるというような場合には、身体のどこかで不調が起きている可能性も捨て切れません。
そこで今回は、生理期間の短長からわかる可能性のある不調について、ご紹介してみたいと思います。

生理期間が短いときに考えておきたい可能性

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生理期間が短い際に考えられるのは、基本的には「黄体ホルモンの分泌が少ない」ことと「無排卵である」ことの2つです。
黄体ホルモンは子宮の成長などを司っているホルモンですので、その分泌が少ないような場合には、子宮が少しずつ小さくなってしまい、不妊症などの原因になってしまう場合があります。

無排卵である場合、やはり黄体ホルモンの分泌が少なくなってしまったり、なくなってしまったりする場合があります。
排卵がされているのか無排卵であるのかは、基礎体温などをつけることで、病院に行かずとも確認することができます。

生理期間が長いときに考えておきたい可能性

生理期間が長い場合には、出血の量が少ないか・多いかで、また考えられる不調の内容が変わってきます。

・出血の量が少ない場合
考えられるのは「卵巣機能不全」です。
卵巣がうまく機能せず、排卵が起こらなくなってしまうものです。

ストレス・ショック・過度のダイエット・疲労などで起こる可能性があります。
病院で原因を突き止めたられれば、生活習慣の改善で治ることも多いです。

・出血の量が多い場合
この場合にまず調べたいのは「子宮筋腫」の可能性です。
子宮筋腫は、子宮の筋肉の一部が変質し、腫瘍になってしまうというものです。

ガンではなく良性のものなので命に関わることはありませんが、悪化すると不妊になってしまう場合もあります。
30代以降の女性に多いと言われていますが、近年では10・20代の女性患者も増えてきています。

次に可能性を考えたいのは「子宮内膜炎」です。
生理中の性交渉が原因でかかることの多い感染症です。
性交渉などを控え、服薬することで治療できます。

また、貧血で血自体が薄くなっている場合や、過度の飲酒や睡眠不足などの生活習慣によって疲労がたまっていたり、抵抗力が落ちたりしている場合なども考えられます。

いずれにしても、特に子宮筋腫の場合は早めに治療を行えるようにすることが大切ですので、病院を受診してみることをおすすめします。

生理期間が長くなる・短くなる、というのは、誰にでも、よくおこることです。
けれどもし、少しでも不安に思うことがあれば、遠慮なく病院を受診するようにしましょう。
早めの相談と、早期発見・早期治療が大切です。

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ライタープロフィール

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佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。