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コンドームとピル以外にはどんな避妊法があるの?

こんにちは、ライターの佐原です。
一番効率のよい避妊法と言えば「OCとコンドームの併用」ですが、誰にとってもこれが一番の方法であり、唯一無二の対策方法である、とは、言い切ることはできません。
特に避妊に関しては、これら以外にもいろいろな方法があります。

そこで今回は、ピル・コンドームも含め、避妊法にはどのようなものがあるのか、あらためて代表的なものをご紹介してみたいと思います。

避妊方法①コンドーム

避妊方法

コンドームでの避妊は、薄いゴム状のものを男性器にかぶせることで、精子が女性器内に侵入することを物理的に防ぐものです。
構造上、性感染症にも高い予防効果を発揮します。

しかしコンドームの着脱方法については、正しい知識を持っている人が圧倒的に少ないため、間違った・リスクある付け方をしてしまうことがあり、それによって避妊率も下がってしまっている現状があります。

避妊方法②ピルとは

OCは、ホルモン薬を飲むことで排卵をコントロールし、妊娠しない・受精卵を着床させないようにして避妊する、というものです。

避妊率も高く、女性が自ら妊娠しないことを選択できる避妊方法ですが、諸外国と比べ費用が割高です。
また35歳以上で1日15本以上タバコを吸っている場合などは処方してもらうことができません。
性感染症予防には全く効果がありませんので、コンドームの併用は必須です。

避妊方法③殺精子剤とは

性行為の際に膣の中にこれを入れていて、侵入してきた精子を殺してしまうことで授精能力をなくし、妊娠を防ぐというものです。

副作用もほとんどありませんし、医師の処方も不要なので手軽ではありますが、避妊失敗率は25%を超ますので、これ単体での避妊ではあまり効果が期待できるとは言えません。

避妊方法④ペッサリーとは

これはコンドーム同様、物理的に精子が子宮へ侵入してしまうことを防ぐタイプの避妊方法です。
子宮の入り口にゴムでできた蓋のようなものをつけます。

子宮のサイズには当然、個人差がありますから、自分に適切なサイズを探すにあたり医師の指導を受けなければなりません。
また、これの着脱にはしっかりとした練習が必要ですので、手軽さにもかけます。
一般的な失敗率も20%はあると言われています。

日本ではこの方法はほとんど行われていません。

避妊方法⑤リズム法

これは、基礎体温を測り、自分の排卵リズムを知ることで「妊娠しにくい時期」を割り出し、性行為はそこで行うことにしよう、という避妊法です。
「安全日」「危険日」などという言葉は、この手法から派生したものです。

しかし排卵のリズムは崩れやすく、精子が膣内で生存し続ける時間も3〜7日程度と長く、幅がありますのでこちらは「避妊方法」という枠に入れるのは不適切なのではないか、という意見が強くあります。

上記のほかにも、IUD(子宮内避妊器具)や不妊手術などの方法もありますが、いずれも専門の医師との綿密な話し合いが必要です。
また男性の不妊手術として有名なパイプカットは、これを行えば100%妊娠しなくなると誤解されがちですが、そのようなことはありません。
性感染症のリスクも残ります。

それぞれのデメリットも知った上で、自分にはどの方法が適しているのか、一度考えてみるのもよいかもしれません。

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ライタープロフィール

佐原チハル_プロフィール写真佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている