トップページ > 婦人科 > 更年期の症状 > 更年期に抱えがちな性のトラブルって?

更年期に抱えがちな性のトラブルって?

こんにちは、ライターの佐原です。
更年期、という言葉を聞いた事のある方は少なくないかと思います。

一般的には閉経(前)後の女性にあらわれる「更年期障害」といった言葉で馴染みのあるもので最近では若年にもこの症状があらわれることが知られるようになりました。
そこで、閉経前後でなくとも知っておきたい「更年期」と「更年期に抱えがちな性のトラブル」について、ご紹介してみたいと思います。

更年期障害って何?

更年期
「更年期」とは、閉経の前後10年程度の時期のことです。
50歳程度で閉経を迎える女性が多いので、おおよそ45〜55歳程度の女性が当てはまることになります。

この時期にホルモンバランスの変化によって様々なトラブルが引き起こされることを「更年期障害」と言います。

閉経の時期、またホルモンバランスが崩れてくるタイミングには個人差があり、30代後半〜40代前半から更年期障害に悩まされる女性も少なくありません。
なお「更年期障害」は女性特有の障害であるように思われていますが、40歳以降の男性にも発症することがあります。

更年期障害の治療法って?

更年期障害には、ホルモン療法やプラセンタ療法のほか、漢方薬の服用などによる治療法があります。
基本的には病院で医療者との相談の上、自分にあった方法を探します。

更年期によく起きる性的なトラブルとは

一番多いのが「セックスレス」です。(当然双方が性的接触を望んでいないような場合は除きます)
更年期の男女のうち、性的行為を1年間一切もっていない人の割合は約25%となっています。
男性よりも、女性の方が性的関係を終了させたいと望む時期は早いようです。

そもそも40代の前半から、女性では、愛情表現として必ずしも性的行為をともなわなくてもよい、と答えている人の割合は半数近く、50代後半では80%もの人が性的接触は必要ではないと答えている調査もあります。
その一方で、男性の場合、60代を超えても半数以上が性的行為を望んでいるため、ミスマッチが起きています。このミスマッチにより悩んでいる女性が多いのですね。

更年期に性的行為を持つことのリスクとセックスしない自由

閉経することによって、女性の身体は大きく変化します。

膣粘膜は非常に薄いものとなり、感染に対する自浄能力も著しく低下するため、挿入にあたり強い痛みがあったり、感染症に陥りやすくなったりします。
更年期を迎えるにあたり十分に覚えておきたいのは、「したくないならしない」という選択肢の存在です。

もちろんこれは本来、更年期に限った話ではありません。
更年期に「したくない」理由には、物理的な理由を差し置けば、「それまでの性交渉にいいイメージがないから」というものもあるでしょう。
特に夫婦間では「性交渉は義務である」ように誤解されていることも多く、度重なる中絶などに苦しむ女性も多いと聞きます。
いずれ迎える更年期を考えるにあたって、いま現在の性生活のことも、一度振り返ってみてもよいかもしれませんね。

関連記事:セックスが痛い…性交痛?膣に潤いを与える治療
閉経と更年期障害で起こりうる病気
「更年期障害」の基本的なポイントを知っておこう
女性の生涯と女性ホルモン 8【更年期との付き合い方】

性交痛でお悩みの方への天然成分のローション

ローション

ライタープロフィール

佐原チハル_プロフィール写真

佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている