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ストレス、イライラが早期閉経、病気へつながる

婦人科系疾患に悩む女性を過去にさかのぼって追跡調査すると、現代病ともいうべき心の不調が影響して女性特有の症状を引き起こしている可能性があることが判ります。
月経不順や高血圧を引き起こすその原因とは、「ストレス」です。

ストレス社会

ストレスの種類も様々

「ストレス」と一言で言っても、「社会性ストレス」から「肉体的なストレス」まで、幅広い種類が存在します。
日本人口の8割が集中しているという都市の生活には、騒音問題、日照権問題、人間関係の問題、ストレスの原因となる要素が伴い、時として健康を害するほどの強度で人の心身を圧迫するのです。

人として生きる上では社会から隔絶して過ごす事は難しく、社会生活を送るからにはもはや社会性ストレスから完全に逃れる事は出来ないと言えるでしょう。

心のイライラが体へ影響する!?

一時的な心理ストレスで精神に打撃を受けても、時間が経てば脳の働きによってその影響は薄れていきます。
しかし、イライラを生み出す「ストレッサ―」から離れられない場合、一定の量でストレス物質「ノルアドレナリン」が分泌され続ける事に。

ノルアドレナリンとは

ノルアドレナリンとは、交感神経の神経伝達物質のひとつで「怒りの脳内物質」と呼ばれる脳内物質。
ただし、副腎髄質からも「ホルモン」として放出されます。

ノルアドレナリンは本来、危険を察知した個体が身を守るため一時的に心身の集中を高め、機能を加速する役割を担っていました。

集中を高めるとは、強制的に血圧を上昇させることで体の各部位への血液供給量を増加させ、総合的な活動性能を改善する事の意味。

反射速度などが向上するのもそのためです。

しかし、人の心身は長期間のそのような継続する過度な緊張状態に耐える事が出来ません
やがてホルモンバランスが正常なコントロールを外れてしまうでしょう。

バランスが失われ若くして早期閉経

ノルアドレナリンの分泌過多が続くと、内臓の活動が乱れたり、血管がもろくなって血管や脳の病気を引き起こやすくなったり、精神のバランスが崩れて自律神経失調症になりがちです。

また、女性の体は「ノルアドレナリン」の影響を大変受けやすいので、大量の分泌が続くと容易に「月経不順」から「月経消失」への道を辿ってしまいます。
10代から20代の若い女性であっても、ストレス過多な状態での生活が続けば早期閉経になってしまう事も。

イライラがただのストレスかどうか

ノルアドレナリン過多による疾病を防ぐには、イライラの原因問題の根本的な解決に取り組まなければならないのですが、その前に正式な判定を行わなければなりません。
先に何らかの病気があって、その影響でイライラしてしまっているという事も少なくないのです。

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