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虫歯になりにくい甘味料が健康にいいとは限らない

虫歯になりにくい甘味料が健康にいいとは限らない

女性にとって甘味は日常生活に潤いを与え、ストレスを解消する大事な「味方」ですよね。
もちろん女性なら誰でもとは言いません。甘いものもが苦手な女性もいるでしょう。
ですが、大多数の意見として甘いお菓子は心を癒してくれる欠かせないアイテムなのです。

近年は工業化学の発展で、砂糖ではない砂糖、つまり、代替糖類がよく使用されるようになりました。
エリスリトール、アステルパームなどの名称に接する機会もあるはず。
砂糖ではないので虫歯になりにくかったり、肥満リスクが低かったり、また、合成物質であるために原価が安いなどといった特徴から、お菓子や飲料水、果てはお惣菜にまで幅広く活用されています。

カロリーが低ければいい。虫歯になりにくいなら便利。
そのようにして人工甘味料は市民権を得てきましたが、実は健康に対する影響については全容がわかっておらず、いまだに検証の途上なのです。

「虫歯になりにくい糖類・甘味料」をご紹介

・エリスリトール
・ソルビトール
・マルチトール
・パラチニット
・ラクチトール
・マンニトール
・キシリトール
・パラチノース

ここまでが虫歯になりにくい糖類です。
砂糖や乳糖、ブドウ糖、麦芽糖を原料として産出された糖アルコールで、砂糖が虫歯を作り出す「酸産性能」を持ちません。

ただし、糖アルコールは下痢を引き起こしやすいと言われています。
エリスリトールだけは除外されますが、大量摂取は望ましくないようです。
そして、以下は非糖質系高甘味料です。

・ステビア
・アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物
・アセスルファムK
・スクラロース
・サッカリンナトリウム
・ラカンカエキス
・還元難消化性デキストリン

なお、「糖転移ビタミンP」もありますが、こちらは虫歯リスクをある程度覚悟するべきでしょう。
上記の糖類・甘味料それぞれの人体への影響について考えます。

「虫歯になりにくい糖類・甘味料」と健康

「虫歯になりにくい糖類・甘味料」と健康

・ステビア
ステビアの人体への作用は「糖尿病予防」「抗酸化作用」「ヒスタミン解毒作用」「C型肝炎ウィルス抑制効果」「アンチエイジング」など。
副作用の心配は少ないようです。

・アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物
人工甘味料の中で最も危険性が高いと言われています。
フェニルケトン尿症患者にとっては致命的な物質で、「知能低下」「認知症」「眼球突出」「肝障害」「心疾患」「ポリープ」「蕁麻疹」「皮膚炎」「糖尿病」「生理痛の増悪」「不妊症」「希死念慮」「催奇形性」などがあるとのこと。

・アセスルファムK
長期的な摂取で「発がん性」「うつ病」「頭痛」「肝機能障害」「腎臓病」などを引き起こします。

・スクラロース
環境汚染物質のひとつ。長期的な試験が難しいため、人体への影響については研究の途上です。
自然な物質ではないため時間が経過しても分解されず、環境に影響を与え続けます。

・還元麦芽糖
マルチトールとも呼ばれます。
大量に摂取すると下痢、軟便の原因になります。
ただし、血糖値の上昇を抑えること、整腸作用があることなどから、健康食品によく用いられる甘味料です。

・サッカリンナトリウム
1日当たり成人5gから25gで下痢、胃酸過多等の急性毒性を見せます。
人体に対する短期的な発がん性は確認されていません。
ただし、ラットを使用した実験では2世代にわたってサッカリンを投与したところ、子どもの世代で45匹中8匹に膀胱がんを発症したそうです。

・ラカンカエキス
羅漢果という木の実を材料として作られる甘味料で、純度100%ならば血糖値は上昇しません。
ただし、逆に低血糖症を引き起こす可能性があります。
また、通常の糖類よりも常習性が高いとも言われています。
常習性(中毒性)については人工甘味料のすべてが対象です。

添加される「難消化性デキストリン」などにも注意

人工甘味料の多くは糖質を添加して成分を結合させ、その上に難消化性デキストリンを加えて血糖値が上昇しにくい成分構成にしています。
人工甘味料の種類によってはそれ自体が危険性を持ちますが、添加物質にも注意を払うようにしましょう。

「難消化性デキストリン」には糖分の吸収を抑えるといった有効性もありますが、一方で腹痛、下痢、便秘の悪化を招く可能性も考慮すべきです。
難消化性デキストリンとはつまり食物繊維のことなので、腸の働きを活性化する役割については信頼性が高い成分と言えるでしょう。

しかし、もともと頑固な便秘症である場合などには消化不良を引き起すケースも考えられます。便秘の悪化もあるかもしれません。
難消化性デキストリンは最も安全性が高い食品添加物のひとつとして活用されていますが、だからと言って絶対に万人の健康促進に役立つと言いきれるものではないのです。
良薬ですら過剰に摂取すれば毒になる。そこをよく認識して、食生活を見直してみてください。

妊娠を望む女性の場合、せめて「アスパルテーム」「アセスルファムK」「スクラロース」だけでもなるべく避けるようにしましょう。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中