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女性とお酒と健康と

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妊娠した女性がお酒を飲めば、胎児に悪影響が出るという事はほとんどの方がご存知でしょう。
しかし、妊娠していない時期に女性がアルコールを摂取したとして、それが生活習慣病以外にどのような影響をもたらすのかは今まで明らかになっていませんでした。

いずれ子供を産むかもしれないという可能性を感じている女性は、お酒を過ごすべきではないようです。
今回はその理由となるデータをご紹介したいと思います。

妊娠以前の女性が飲酒するペースと子供への影響

1日に2杯アルコールを飲む女性不妊症リスクが60%増えると言います。
しかし、1日あたり15ml以内のアルコールならば胎児への影響は少ないようですから、どうしても我慢できない方、我慢するストレスが多すぎる方には、完全にアルコールを断つのではなく、節度を持って飲酒量をコントロールする心がけが重要となるでしょう。

■飲酒量と影響の話

・母親が全くお酒を飲まない男子
精子の数は1ミリリットル当たり約4000万個

・母親が週に4杯以上お酒を飲む男子
精子の数は1ミリリットル当たり約2500万個

上記のデータは、母親となる女性がそれまでにどのようなペースでアルコールを摂取してきたかという調査結果です。

飲酒習慣が常態化している女性から生まれた子供は、飲酒しない母親から生まれる子供よりも生殖能力が劣化していることが明らかになりました。
喫煙習慣に関しては、妊娠初期から禁煙しても十分な効果が期待できます。

しかし、喫煙と同等の悪習慣と位置づけられることの多い飲酒に関しては影響が長く残るため、妊娠した時から禁酒しても間に合いません。
もちろん母体から胎児へ受け渡される成分はこうしたアルコールばかりではありませんから、他の要素も組み合わさってこの結果が現れたのでしょう。

とはいえ、過度なアルコール摂取と子供が生産する精子濃度には「何らかの関連性がある」というのが海外の専門家の見解です。

健康のためにも男女ともに飲酒量はセーブする必要がある

・妊娠初期のアルコール
容姿や器官形成に異常が起こる

・妊娠中後期のアルコール
発育遅延や神経障害が起こる

母親が妊娠中に飲酒を行うと、妊娠超初期からして絶大な影響が胎児にもたらされます。
奇形障害となって子供の人生そのものにのしかかる要素となる可能性が少なくありません。
妊娠が判定できるかどうかと言った時期の飲酒では、着床したはずの胚が消滅する事態も考えられます。
もしも「母親になりたい」を願うのであれば、常日頃からお酒は控えるようにして下さい。

男性の飲酒に関しても精子の質に影響があるとされています。
奇形精子の割合が増加する上に勃起不全症候群(ED)のリスクも高まりますので、女性だけでなく男性にも危機意識を持つように促しましょう。
決まったパートナーがいる女性は、二人で協力し合って生活を改善して行くことをおすすめします。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中